69カ国(2020年現在)旅をしてきて、本当に感動した、心に残る美しい観光地をご紹介します。
「世界三大○○○観光地」では紹介していないスポットもあります。
また旅行記を作成したら、そちらにリンクしていきます。
みなさんのお役に立てれば幸いです。
美しい湖
プリトヴィツェ湖群(クロアチア
プリトヴィツェ湖群はダントツです。別格です。ファンタジーのような世界です。もしかすると、今まで見た全ての観光地の中でも1番かもしれません。
写真が湖というより滝になっていますが、プリトヴィツェ湖群には、15個以上ある湖と100個ほど滝があります。右下の写真をよく見ていただくと人がたくさん見えますが、滝の大きさがイメージできると思います。左下の滝はそんなに大きくないですが、それでも10m以上はあると思います。
私はシーズンに入ったところくらいに行きましたが、それでも入場に2時間くらい待ち、入ってからもそれなりに混雑していました。夏場のハイシーズンは大混雑になるそうです。できたらハイシーズンは避けたほうがいいと思います。
是非、おすすめします。イチオシです!
ブレッド湖(スロベニア
湖に浮かぶ?教会です。湖の周りはサイクリングコースになっていたりとのんびりしています。首都のリュブリャナからバスで30分程度で行けますので時間に余裕があれば足を伸ばすといいと思います。
ちなみに、この写真は湖を見渡せつブレッド城から撮影したものですが、ブレッド城に登るのは少し疲れます。
ハルシュタット湖(オーストリア
ハルシュタットの街を上から望む
ファイブ・フィンガーズ展望橋
世界遺産があるハルシュタット。湖の畔に佇むハルシュタットの町は美しい真珠にたとえられ、世界の湖畔で一番美しいと言われているそうです。
そして、近くにあるファイブ・フィンガーズ展望橋からはハルシュタットの街と湖、アルプスの山々の絶景を見ることができます。左下の写真の先の尖ったところが指です。(私が写ってる・・・)写真にはないですが、5つの展望台(5本の指)があり、それぞれ少し趣向を凝らしています。それは行ってからのお楽しみに!?
湖畔の街に泊まったのですが、とても小さく可愛かったです。原則、街に入る入り口は車両通行止めになっており、車は走っていません。なんだか、童話の世界に入り込んだような雰囲気です。ハルシュタットは日帰りの方も多いようですが、是非泊まることをお勧めします。
朝夕の観光客がいない時間帯は、さらに雰囲気がよくなります。
インレー湖(ミャンマー
夕日が本当に綺麗
有名な漁のおじさん
最後は変わり種です。純粋な美しさという面では、他に負けますが、なんとも言えない情緒があります。インレー湖の周辺にはたくさんのホテルがあり、しかも外資系ホテルが多いというのが、この湖の良さを象徴しているようです。このあたりは少し標高が高く、ミャンマーの中でも涼しいところです。朝は清々しく、夕方には真っ赤に染まる日没を見ることができます。ちなみに、水は臭くなかったです。
湖の綺麗さとは関係ないですが、この湖には水上生活をしている人たちがおり、その中で首長族の方もいます。首長族ってアフリカのイメージがあったのですが、アジアにもいるのですね。おばあさんの首の長さに驚きです。
【番外】死海(ヨルダン
広がる砂漠の向こうにあるのが死海
噂通りぷかぷかと浮いて新聞を読めます
死海は番外編です。美しいというのとは違いますが、面白いです。本当に浮きます。感動します。笑えます!ちなみに、ご存知だと思いますが、死海は湖です。昔、大昔は海だったそうですが、海から隔たれて湖となり、そして海水が気温で蒸発して塩分濃度が上がったようです。現在も、少しずつ(といっても毎年水深が1m低下)湖は小さくなっており、現在、海抜はマイナス430mほどです。近い将来、死海が干上がって無くなると言われているそうです。
私はイスラエル側から死海に行きましたが、対岸はヨルダンです。ヨルダン側はリゾート地になっているようですが、イスラエル側は、素朴な感じでした。まぁこのイスラエル側はあまり治安が良くないですからね。治安というのは紛争の方です。行く時は気をつけてください。といっても、気をつけようがないですが。
美しい海
ここでは、南国リゾートは除外しています。南国リゾートは大抵綺麗で、様々なサイトなどで紹介されていますので。
ザキントス島(ギリシャ
ザキントス島のこのビーチは宮崎駿さんのアニメ映画「紅の豚」で舞台になったと言われ、とても有名になりました。もちろん、日本だけでなく、世界中から観光客が来ています。ビーチは断崖絶壁に囲まれてボートからしかアクセスできません。
この青い海は、写真より実物の方がもっと美しい青です。
こんなに美しいビーチが世の中にあると思えないほどです。
本当に死ぬまでにもう一度見たい絶景です。
この日はビーチに降りることは禁止されていたようで、ビーチには人がいないですね。
ザキントス島はアテネから飛行機で移動。ザキントス島自体は非常に小さな島で、交通手段がないため、レンタカーをおすすめします。またこの撮影現場は足場が悪いので、スニーカーやトレッキングシューズが必須です。
コミノ島(マルタ
泳いでいる人たちの影が映るくらい水が綺麗
ハイシーズンを避けてもこの混雑。。。
マルタはヨーロッパの方に人気のリゾート地でもあり、市街地や遺跡などの世界遺産も有名です。またタックスヘイブンでもあり、お金持ちの方もいます。そんなマルタですが主な島は3つあり、本島のマルタ島と上記写真のコミノ島、そしてゴゾ島です。マルタ島には私の大好きな猫がたくさんいるそうですが、私はほとんど見かけませんでした。日中、暑かったからかなと思います。
コミノ島はフェリーで渡るのですが、マルタ島からの行きは少し観光をしてくれます。小さな島ですが私は泊まっていませんがホテルもあるようです。
今まで泳いだどの海よりも透き通っていました。は、言い過ぎかもしれませんが、でもそれくらい綺麗で、泳いでいるだけでもとても気持ちよかったです。ただ、砂地ですので、魚とかはほとんどいないのは残念ですが、向かいの島まで泳ぐと少し魚もいます。
ワイヘキ島(ニュージーランド
ワイヘキ島はワインの産地としてでなくリゾートしても有名です。私はワイナリー目当てで行きましたが、フェリーから見る海と島の景色が最高でした。写真ではちょっと伝わらないかな。。。残念です。
眺めだけでなく気候もよく、南半球のエーゲ海?だと私は思いました。日本からも近く、気候が日本と逆ということもあり、避寒地として最高かと思います。オークランドからフェリーで30〜40分くらいですので、日帰りで十分に楽しめます。
美しい洞窟・鍾乳洞
アイスリーゼンベルト洞窟(オーストリア
上記の写真は入り口です。残念ながら写真撮影が禁止のため、写真がありません。以下の公式サイトで、素晴らしい写真を見てください。
アイスリーゼンベルト洞窟は42 km 以上ある世界最大の氷穴だそうで、洞窟の中は氷と岩の神秘の世界です。
私が見た洞窟・鍾乳洞の中で、ぶっちぎりに美しいです。
涙が出るほど美しい氷の世界です。
そして、寒いです。凍えます。
防寒は必須です。
モーツァルトが生まれたザルツブルクから日帰りで行けます。
ポストイナ鍾乳洞(スロベニア
全長が約20kmある鍾乳洞で、ヨーロッパで最大だそうです。というか、私が行った鍾乳洞で最大でした。この鍾乳洞はトロッコ列車で奥の方までまず入ります。これがもうちょっとしたアトラクションのようでした。トロッコ列車を降りてからは、ツアーガイドさんの説明を聞きながら洞窟内を散策します。圧倒的なスケール感で、ここで見たら他の鍾乳洞がちょぼく感じてしまいます。最後に、洞窟に住んでいるホライモリという可愛いイモリが待っています。残念ながら写真撮影が禁止されているのでご紹介できません。ちなみに、このイモリはドラゴンの赤ちゃんだと信じられていたそうです。確かにそのように見えます。以下の公式サイトで、ドラゴンともっと綺麗な鍾乳洞の写真が見れます。ちなみに、ツアーガイドに参加する必要があります。
この鍾乳洞の近くに、かなり面白い、崖に埋め込まれた「プレジャマ城」もありますのでセットでどうぞ。
近くに「シュコツィアン洞窟群」という世界遺産があるのですが、このポストイナ鍾乳洞とセットで観光するには少しアクセスが悪く、首都のリュブリャナから日帰りは厳しいです。
ワイトモ・グローワーム洞窟(ニュージーランド
ワイトモ・グローワーム洞窟では幻想的なホテルの光を鑑賞することができます。グローワーム=土ホテルという意味だそうです。洞窟内は地底湖のようになっておりボートで移動します。撮影は禁止されていますので、以下の公式サイトをご覧ください。
私たちはレンタカーを借りてオークランドからロトルアへの移動の道中に行きました。オークランドから2〜3時間くらいかかりました。その後、ロトルアまで2時間くらいでした。
もちろん、現地のツアーもあります。
美しいキャニオン(峡谷
アンテロープ・キャニオン(アメリカ
峡谷といえば、やっぱりアンテロープ・キャニオンですね。王者です。テレビやインターネットで散々紹介されていますが、実物はやはりすごい。自然が作り出す芸術ですね。言葉は不要です。一見の価値ありです。
グランド・キャニオン(アメリカ
ホースシューベンド(馬の蹄鉄のベンド)
ヘリコプターからの眺め
こちらが世界的に最も有名な峡谷ではないかと思います。正直、私は行くまでグランド・キャニオンを少し馬鹿にしていたかもしれません。ただ大地の割れ目じゃないのかって。でも、実物の迫力は違います。私は、2つのパターンでグランド・キャニオンを見たのですが、ラスベカスからのツアーバスと遊覧へり飛行です。バスでいって峡谷の上に立つのは壮観です。ヘリは空からの眺めは爽快で、さらに峡谷の間に着陸して、軽食とシャンパンで乾杯という楽しみもありました。どちらもよかったです。でも時間はかかりますがバスの方がいいかな。みなさんもよかったら空と陸から楽しむといいですよ。
ジュベル・シャムス(オマーン
中東のグランド・キャニオンと言われているそうです。アメリカのグランド・キャニオンほど観光地化されておらず、とても静かで、それこそ地の果てに来たような感覚になります。
私はこのジュベル・シャムスにあるホテルに泊まったのですが、夜の星も綺麗でした。
ペトラ遺跡(ヨルダン
ペトラ遺跡は、映画「インディ・ジョーンズ」で有名になりましたが、なぜこの「美しいキャニオン(峡谷」で紹介するかというと、ペトラ遺跡にたどり着くためには、峡谷を通り抜けないといけません。その峡谷を抜けた瞬間に最初のペトラ遺跡が、どーんと出迎えてくれます。ガイドさんの話によると、この峡谷に隠れていたため、人々から忘れられた都市なのだそうです。ペトラ遺跡自体は私が見た遺跡の中でも、かなり上位にきます。
もちろん、ペトラ遺跡だけでなく、そこにたどり着くまでの峡谷も綺麗です。アンテロープ・キャニオンの大型版という感じで、峡谷にも小さい遺跡があります。でも、アンテロープ・キャニオンの方が綺麗ですかね。
美しい教会
モン・サン=ミシェル(フランス
朝焼けのモン・サン=ミシェル
有名な回廊も空いていた
超有名どころで申し訳ないですが、やっぱりモン・サン=ミシェルが一番おすすめかもしれません。モン・サン=ミシェルの中もいいのですが、モン・サン=ミシェルに渡る橋の手前にあるホテルからの眺めが最高です。特にホテルの部屋から見える夜景が最高に綺麗でして。夜の食事はルームサービスをして、モン・サン=ミシェルを眺めながらいただくフランス料理は格別ですよ。
モン・サン=ミシェル内にホテルもあるようですが、橋の手前のホテルに宿泊して観光するがおすすめです。朝一のモン・サン=ミシェルは人が少なく、ゆったりと観光できると思います。ホテルも空いていました。年末年始でとても寒かったためか分かりませんが、日帰り観光の方が多いように思いました。是非、一泊して下さい。
サグラダ・ファミリア(スペイン
ライトアップされている夜のサグラダ・ファミリア
サグラダ・ファミリアの中の一部
サグラダ・ファミリアといえば、あの世界的に超有名な建築家のスペインのアントニ・ガウディの作品ですね。ここで説明する必要がないかもしれませんが、未だに建築中で、完成予定は2026年です。300年かかると言われていたそうですが、最近のITの発達などで、早く完成するそうです。
私は、3回サグラダ・ファミリアに行きました。何度見ても飽きません。人間が考えた建築物とは思えないくらいで、さらに建築家が没後も未だに意思が引き継がれているなんて、鳥肌ものです。
当たり前ですが、行くたびに工事が進んでいますが、少し前のサグラダ・ファミリアの方がよかったように思えるのは私だけですかね!?
どちらにしても、完成が楽しみですね!もちろん、また機会があれば行ってきます!
【番外】マリアの墓の教会と聖墳墓教会(キリストの墓)(エルサレム
マリアの墓の教会
聖墳墓教会(キリストの墓)
教会とは関係ないですが、有名な嘆きの門です。
イスラエルのエルサレムの旧市街地には多数の観光地があります。というか観光地とは言いにくいです。不謹慎というか。。。ですので、番外となります。
ご存知の通り、エルサレムの旧市街地は、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教などの聖地です。訪れているみなさんは本気で巡礼しています。そんな中、観光というのも気が引けます。有名なところでは「嘆きの門」もあります。場所によっては観光客は入れません。それは仕方ないと思います。
上記写真は、キリストの母であるマリアの墓がある教会、イエス・キリストの墓がある教会です。私はキリスト教ではないですが、それでもなかなか重いものがありました。キリストの墓がある教会へは、キリストが十字架を背負って歩いたとされる道を進んで行きました。所々で、「ここでキリストが膝をついたところ」などの場所があります。
イスラエルへの渡航は多少ハードルが高いと思いますが、エルサレムの旧市街地は感動します。
【番外】セドレツ納骨堂(チェコ
番外編ですが、チェコにある一般的にセドレツ納骨堂と呼ばれているセドレツ全聖人教会が一風変わっています。写真の通りですが、骸骨だらけです。もちろん本物です。しかもアートというか装飾に人骨を使っています。こんな本物の人骨を博物館以外で初めて見たと思うのですがあまり不気味な感じはしませんでした。悪趣味な気はしますが、きっとちゃんと弔っているのだと思います。
チェコの首都のプラハから日帰りで行けますが、この観光に一日使える日程に余裕がある方はどうぞ!私は行きましたが、番外としておすすめというだけです。チェコや近隣の国々にはもっと見たほうがいい感動する観光地が多いです。