最近日本でも知名度が徐々に上がってきたWSET® 。
ワインエキスパートやソムリエを取った後に、ワインをもっと知りたい!
と、WSET® を勉強する方も多いようです。
オンライン受講できるスクールも紹介!日本のWSET® 認定校4校
現在日本には認定校が4校。
数年前までは、日本に2校のみ、東京や大阪などの都市でしか開催がなく、もちろんオンライン授業もなかったのですが、最近4校に増え、オンラインで受講できるスクールもできました!
地方にいてもWSET® の資格が取れるようになったのです。
認定校4校を比較しながら紹介します。
超少人数で学べるのはここだけ「わだえみのワイン塾」
公式HP:https://winejuku.jp/wset/
料金:
WSET®Lv3:168,000円(税込)・リモート受講料198,000円(税込)
(税、教材、試飲ワイン[合計80種]、理論模擬試験添削、受験料、合格時の認定証とバッジ代含む)
WSET®Lv2:90,000円(税込)・リモート受講料106,000円(税込)
(税、教材、ワイン、受験料、合格時認定証とバッジ代含む)
WSET®Lv1:35,000円(税込)
無料説明会:あり
対応言語:日本語
開催場所:東京/青森/長野/仙台
オンライン講座:あり
振替制度:あり
このスクールの売りはなんといっても「超」少人数であること。
1回の受講人数は6名程度。
オンラインでの授業も6名程度と制限をかけているため、
一人一人丁寧に教えてもらえます。
WSETは、莫大な量を暗記すれば合格するJSAの試験とは違い、
なぜこの場所でこのワインが作られるのか?このワインがこの香りなのはなぜなのか?
ということを「自分で考え」、「自分の言葉で記述する」ことが求められる試験です。
市販の問題集もありません。過去問もありません。
教科書をもとに、自分で勉強するのみです。
そのため、WSETが求めていることが理解できないと要領がつかめず、
何を勉強すればいいのかがわからないまま、授業を聞いていてもちんぷんかんぷんでどんどん置いていかれるのです。(←一回挫折した時の私の状況)
しかし!このスクールは少人数のため、先生が一人一人に目を届けてくれます。
宿題も一人づつ添削してくれます。
スクールによっては宿題は出るけど、添削はもちろん、模範解答ももらえないところもあります。
宿題すら出ないスクールもあります。
そうなると、もう何を勉強すればいいのかわからなくなるのです(←一回挫折した時の私の状況その2)
WSETは欧米的な教育文化で、自分の力で学ぶことが重要とされているため、
「ここは必ず出るから、暗記しましょう」なんていうことは絶対に教えてくれません。
勉強法ですら、自分で決めなければいけません。
このスクールでは、WSETで何を学んで欲しいか、何を知るべきか、その勉強方法を導いてもらえます。
いい先生を選ぶことが大事「アカデミー・デュ・ヴァン」
アカデミー・デュ・ヴァン
公式HP:WSET®資格対策 講座
料金:
WSET®Lv3:187,000円(税込)
WSET®Lv2:93,500円(税込)
WSET®Lv1:開催無し
無料説明会:あり
対応言語:日本語/英語
開催場所:東京(青山)
オンライン講座:
振替制度:あり
アカデミー・デュ・ヴァンは、CAPLANと並ぶ老舗のWSET® 認定校。
複数の講師陣から選べて、生徒の数も多いです。
このスクールを検討している方は、先生選びが重要です。
アカデミー・デュ・ヴァンの講師は歩合制のため、
先生たちは生徒を確保したいので、結構必死です笑
しかし、先生によりかなり差があるのも事実です。
アカデミー・デュ・ヴァンでWSET®を受けるなら、絶対にオススメの先生がいます。
それは、紫貴あき先生です。
この方は「真摯」という言葉がぴったりな、なんともひたむきな先生です。
教え方が本当に上手で、みんなに試験に合格してほしい!
という熱意が伝わってきます。
アカデミー・デュ・ヴァンでは、この先生一択です。
しかし・・・あまりに人気すぎて、受講者募集の告知がHPで掲載される前に募集人員に達してしまうのです・・・。
私は、ワインエキスパート時代、紫貴あき先生にお世話になったこともあり、
WSET®の授業もすごいという噂は聞いていたため、WSET®取るなら紫貴あき先生!と決めていましたが、上記の理由で申込みができなかったのです。
その後、ワインエキスパート時代のツテを使って、なんとか受講できないかお願いしたところ、
ちょうど、教室を調整して、後数名だけ追加で申し込みができる。
という情報を教えてもらえました。
WSET®を紫貴あき先生で受けようと思っている方で満席で受けられない!という方、
諦めずに学校に直接問い合わせて、予約が可能かどうか確認してみることをお勧めします。
※2024年1月時点で、アカデミーデュヴァンの公式HPの講師一覧から、紫貴あきさんが消えていますね。もしかしたら辞められたのかもしれません。
老舗中の老舗「Caplan」
公式HP:WSET®認定講座
入会金:5,500円(税込)
受講料:
WSET®Lv3:184,800円(税込)
WSET®Lv2:94,600円(税込)
WSET®Lv1:35,200円(税込)
対応言語:日本語/英語
開催場所:東京(大手町)/名古屋/大阪
オンライン講座:あり
振替制度:あり
こちらは、日本最初のWSET認定校。
マスター・オブ・ワインを日本で初めて取得した先生もいらっしゃいます。
(マスター・オブ・ワイン(MW)は英国に拠点を置くマスター・オブ・ワイン協会が認定する、ワイン業界においてもっとも名声の高い資格。合格者は、全世界合わせても418人*しかいない。(*2021年現在))
老舗だけあり、講師陣に安定感があります。
開催日程が多いため、振替が容易にできるのも嬉しいです。
2021年から認定校になった新生「レコール・デュ・ヴァン」
公式HP:WSET®資格取得コース
入会金:5,500円(税込)
受講料: WSET®Lv3:181,000円(税込) ※別途開講記念割引キャンペーンあり
WSET®Lv2:92,000円(税込) ※別途開講記念割引キャンペーンあり
WSET®Lv1:34,000円(税込)
対応言語:日本語のみ
開催場所:東京(渋谷)
オンライン講座:無し
振替制度:不明
こちらのスクールは、近年認定校になったため、
WSET® に関する情報があまりありませんが、
講師陣はほとんどがDiploma資格保持者のようです。
元々JSAワインエキスパートやソムリエのスクールとして名高いスクールのため、
WSET® に関しても、レベルの高い教育が期待できます。
まとめ
オンライン開催も増え、受講のハードルは下がりましたが、
その金額はLv3で20万円弱。決して安い金額ではないWSET。
実は、私、スクール選びで失敗して、WSET受験を一度挫折しております(←ナイショの話)
スクール選びで失敗してほしくない思いで、今回この記事を書きました。
無料説明会を開催しているスクールがほとんどなので、
説明会に参加して、自分に合ったスクールを見つけてください。
(私のように挫折してしまう方が一人でも減りますように!)