【宮古島移住】宮古島で家を建てるには暑さと湿気に負けない対策が必要だった

移住

省エネな家

宮古島、本当に暑いです。暑い。いや〜本当に暑い。
ギラギラと照りつける太陽と、ムンムンとした湿気。

家づくりを工夫しないと、電気代がすごいことになりそう。

お金の問題もあるけど、南国で暮らすのに、エアコンガンガンの家に住むのは、エコじゃないしね。

ということで、少しでも夏を快適に過ごせる家づくりを調べて考えました。

屋根

夏は日が長いですよね。というか、太陽は大空の上の方にあります。

皆さんご存知のとおり、夏至の時が最頂点です。
しかも、宮古島は本州より南に位置していますので、さらに上に太陽が来ます。

宮古島は、夏至の時に、地面に対して約90度の角度で、家の屋根を照りつけます。

鉄筋コンクリート造のような箱型の家の場合、電気ストーブに手のひらを当てるようなもので、非常に屋根が暑くなります。

鉄筋コンクリート造の場合は、屋根の断熱をしっかりした方がいいようです。

外壁

さらに、鉄筋コンクリート造の場合、コンクリートは蓄熱するそうで、コンクリートは暖まりにくく、冷めにくい性質を持っています。

夏の西日が当たった壁面は、夜中も冷めません。
室内は熱帯夜状態になります。
ですので、壁面の断熱も大切です。

さらに、可能であれば、西側には、木を植えるなどして、太陽光が当たらないようにした方がいいかも知れません。

夕日を窓から見たい。

とても部屋が暑くなります。多分、初めのうちは綺麗だねって言ってられるかも知れませんが、そのうち、毎日カーテンを閉めることになります。

まぁ冬場はいいかも知れません。

南風

南風、沖縄では「パイカジ」と読みます。
とても有名な言葉で、「南から吹く風」という意味です。

日本全国、夏は南風、冬は北風になります。

沖縄の夏。とても暑い中で吹く南風は、とても心地いいそうです。

考えてみれば、水温が気温より上がることはないので、少し涼しくなるのでしょう。

なので、家を建てる際は、南北に窓などの開口部を設けて、風通しを良くすると、案外、過ごせそうです。

軒と軒先

軒(のき)の意味を知っていますか?
知らない方のために、念のため。
軒は屋根が外壁から突き出した部分で、雨や日差しを遮りるやつです。

宮古島では、ある程度、軒を長くした方が、夏場の太陽光を遮ることができます。
これは容易に想像ができるかと思います。

さらに、軒先には、コンクリートやアスファルトはやめて、ウッドデッキや芝生を植えるなど、地熱がたまらない素材にした方がいいようです。
コンクリートやアスファルトの場合、室内に流れる南風が温められるだけでなく、太陽光の反射によって、室内が熱せられます。

少しでも、南風の恩恵を受け、遮光することを心がけるといいと思います。

まとめ

以上、ここまでは家の建築の基本的な内容です。

沖縄の古民家のイメージを思い出すと、上記に全て当てはまります。
先人達の知恵を授かるのが、一番の対策だと思います。
きっと他にもたくさんのアイディアがあるに違いありません。

次回は、建築の番外編を書こうと思います。

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