宅建を完全独学で一発合格しました。
令和2年の12月(令和2年は、コロナの影響で、試験日が10月と12月の2回設定されました)に
受けた試験に合格しました!
業界全くの未経験者であった完全初学者の私が、
今後宅建士を目指している方に向けて
・私が感じた宅建の難易度
・実際にかけた勉強合計時間
・使用した参考書や問題集
・合格までにかかった費用
を振り返ってみます。
私が感じた宅建の難易度
もともと、不動産投資に興味があり、その手始めとして?
宅建を受けてみようと思い立ちました。
(勉強を始めてすぐに、宅建士の資格を取ったところで、不動産投資には、活かせることがほぼないと知るのですが笑)
これを知った時には、すでにテキストや問題集も買い揃えて、
申し込みも済んでいたため、
途中で止めるのもシャクだしということで、
宅建受けるぞ!と決意したのでありました。
宅建試験の合格率は、15%〜17%らしく、100人中15人しか受からない。
という国家資格のなかでも、難しいと言われているようです。
私が勉強を始めて思ったことは、
難しいというより(もちろん難しいのですが)、
範囲広すぎ・・・
覚えること多すぎじゃない( ̄▽ ̄;)?
でした。
「宅建業法」「法令上の制限」「権利関係(民法)」「税・その他」の
4科目に分かれており、
その各々のジャンルの内容がバラバラで、最初はとても戸惑いました。
業界用語に、法律用語。
漢字だらけの初めて聞く言葉がたくさん出てきます。
しらない言葉が並んでいるテキストは、
読んでも読んでも呪文のようにしか感じず、
初学者の私には、ほんとうに苦痛でした・・・。
ただ、時間をかけて
暗記→暗記→過去問→暗記→暗記→過去問・・・
と繰り返すうちに、だんだんと脳にも記憶されていき、
問題が解けるようになって行きました。
宅建士の試験は、暗記勝負で、地頭はあまり重要ではない。
「時間をかけて、壮大な範囲を暗記すれば」なんとか合格できる。
試験だなということがわかりました。
というわけで、時間がかかるという意味では、難易度は高いですが
特別なスキルとか、才能が必要とか、偏差値が高いとか、お勉強ができるとか、
そういうことがなくても、努力すれば受かる!
宅建士の試験はそんな試験だなと思います。
試験まで宅建の勉強に費やした時間
実際、ネットでの記事をいろいろ見てみると、
独学で宅建試験に合格するにはに300時間〜400時間必要。
と書かれている記事が多かったように思います。
6月の終わりくらいに、宅建試験受けよう!と思い立ち、
そこから準備をはじめたので、約3ヶ月強の時間があることになります。
400時間勉強に費やすと仮定して・・・
1ヶ月で約133時間必要。
毎日勉強したとして、1日あたり、4.4時間の勉強時間が必要!
3ヶ月で合格しようと考えると、時間が足りない(汗)ことを知ります。
結果、私が宅建試験の勉強に費やした時間は
209時間
でした。
209時間しか勉強しなくても、宅建試験に合格できました!
(そもそも試験日が12月になったので、もっと勉強する時間は取れた(はず)なのですが、12月にスライドになった!と知った瞬間に勉強を一旦中断してしまい、本格的に勉強を始めたのは、結局10月に入ってから。クリティカルチェーンの法則ですね(ー ー;))
使用した参考書や問題集は全部で3冊
実は私、最初の参考書選びを失敗し、一度買い換えています・・・。
みなさんも、参考書選びで失敗しないように、この記事を参照してください。
この2冊を信じて日々勉強
私が使用した参考書は、TACから出版されている「スッキリ」シリーズです。
「スッキリわかる宅建士」と「スッキリとける宅建士」
この2冊を使用して勉強しました。
そして、この著者の中村喜久夫氏、
無料でこの参考書に沿ったYoutube講座を開催してくれています。
「スッキリわかる宅建士」のテキスト代だけで、プロの講師による授業が受けられるのです。
私は、ほぼほぼこの「スッキリ」シリーズを活用して、
宅建試験に合格することができました。
試験直前に購入した模擬試験問題集
試験直前には、
LECの「出る順宅建士 当たる! 直前予想模試」
を購入して、実力チェックと、直前の試験対策を実施しました。
模擬試験は受けたほうがいいという派と、あまりお勧めしないという派に分かれますが、
私は受けて良かったなと思います。
実際、模擬試験対策が、本番での+2点につながりました!
模擬試験は受けるべき?絶対にYesです!
模擬試験のおかげで合格できた、模擬試験の賢い使い方
振り返ってみると、使用したテキストは、全部で3冊のみでした。
無料のYoutubeやWebサイトも活用
もちろん、YoutubeやWebサイトもフル活用しています。
無料で、有料級の講座が受けられるなんて、ほんといい時代になったものですね。
合格までにかかった費用
・申込み費用 | ||
受験申込み | 7,000円 | |
申込み用の証明写真 | 1,000円 | |
・購入書籍 | ||
みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 | 3,300円 | (後にメルカリで売る) |
みんなが欲しかった! 宅建士の問題集 | 3,980円 | (後にメルカリで売る) |
スッキリわかる宅建士 中村式戦略テキスト | 3,190円 | |
スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集 | 2,860円 | |
出る順宅建士 当たる! 直前予想模試 【模試4回分/法改正対応】 | 1,760円 | |
合計 | 23,090円 |
合格までにかかった費用はおおよそ23,000円でした。