ワインエキスパート二次試験(テイスティング試験)対策

2次対策

ワインエキスパート試験、二次試験はテイスティングです。
二次試験の概要と、二次試験の対策や勉強の進め方についてです。
ワインがただ好き。というだけで、「テイスティング」未経験だった筆者の体験談も交えています。

二次試験の概要

二次試験はテイスティング試験です。
一次試験に合格しないと受けることができません。

決められた日程に試験が行われます。1つの会場に大勢の受験者が集まります。
(1会場に100人以上という大会場の場合もあります)

実際のワインをテイスティングし、テイスティングコメントを記載していきます。
マークシート方式です。

ソムリエと、ワインエキスパートでは、出されるお酒の数と種類が異なります。
ソムリエ:ワイン3種類、ワイン以外のお酒2種類。(+ソムリエには論述試験があります)
ワインエキスパート :ワイン4種類、ワイン以外のお酒1種類。

二次試験の合格率

二次試験の合格率は70%以上と言われています。
一次試験をクリアすれば、二次試験は結構高い確率で合格することができるのかなーという印象です。
おまけに、この二次試験は、1回落ちても、翌年から3回リトライすることができます。
(その年1回目と合わせて合計4回受けることができる)

二次試験の勉強を始めるタイミング

テイスティングのスキルは、センスや才能だけでどうにかなるものではありません。

日々繰り返し練習して、体に覚え込ませていくことで上達していきます。

一次試験の勉強と並行して、最初は週に2回程度はテイスティングの日を設けるようにして、

テイスティングの癖をつけるようにするといいと思います。

私は、もともとワイン好きで、毎晩晩酌にワインを飲んでいたというのもありますが、4月から「テイスティング」を意識しながらワインを飲む。ということをし始めました。
週に何回か、夕食の前にテイスティングを行い、そのまま夕食に入る。というような流れで徐々にテイスティングをするということを自然に身につけていった感じです。
二次試験対策は、一次試験が終わってから取り組んでも間に合う。という方もいらっしゃいますが、もともと持っている、ワインのテイスティング知識度合いによってかなり変わってくると思います。
例えば、「樽熟成しているか、そうじゃないか」「マロラクティック発酵の香りはするか」とか、赤だったら「赤系果実か黒系果実か」「ニューワールドのワインかオールドワールドのワインか」のようなことを、日々ワインを嗜むなかで、意識しながら飲んでいる方であれば、二次試験対策は、一次試験が終わってからでも十分に間に合うかなと思います。

手っ取り早くテイスティング が上達する方法

テイスティングは、自分の視覚、嗅覚、味覚を使って行うのですが、感覚だけでテイスティングは絶対に上達しません。

7割以上は、座学によって身に着ける知識やスキルが重要になってきます。

そこでオススメなのが、プロのソムリエ講師によるテイスティング授業を受けるという方法。

テイスティングは、プロの方がやるやり方を一度見て体系的なテイスティングの方法を習うだけで、ずいぶんと勝手ががわかるようになります。

目で見て、やり方を習い、自分のスタイルに落としていく。

という方法が一番手っ取り早く近道だと思います。

そしてもう一点、複数の先生のテイスティング授業を受けることをおススメします。
テイスティングにより、知識やスキルを身に着けるのですが、嗅覚や味覚が関係してくるので、同じワインを飲んでも、人により表現方法は変わってきます。
ワインの感じ方の考え方が自分に合っている。
テイスティング理論が論理的でわかりやすい。
先生を選ぶことをオススメします。

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